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2024年1月10日更新
能登半島震度7襲来 発災~4日間

灯油計量機が破損(上)。損壊した輪島市内の道路
自家発SS緊急車両へ必死の給油
珠洲など製品調供達給に打撃

 【石川】能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、発電機を備える中核SSや住民拠点SS、一般SSの一部が緊急車両への給油に尽力している。ただ地震や津波による損傷、停電も重なり4日時点で営業できないSSが多く、施設状況を確認できないSSもある。道路損壊などで通行止めが多く、輪島市、珠洲市など奥能登SSへの供給が困難になっている。

 1日に震度6強から7を観測した志賀町、七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町などの一部SSが翌日から緊急車両や一般車両に給油を行った。輪島市の中核SSは2日から発電機を使って緊急車両に給油。スタッフが限られるため、2レーンで消防、警察、自衛隊、電力会社の緊急車両に軽油などを供給した。
 午前9時〜午後5時までスタッフが誘導から給油、一般車両には緊急車両限定の説明に奔走。4日朝時点で入荷予定がなく、在庫切れの可能性が高まり、仕入れ先の特約店が金沢から小型ローリーで軽油を届ける支援もあった。
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