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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2021年12月27日更新
エネ庁　ＪＯＧＭＥＣ法改正へ　水素・アンモニア支援対象に
　経済産業省資源エネルギー庁は水素、アンモニア、ＣＣＳ（二酸化炭素回収・貯留）などの脱炭素燃料、技術の導入促進に向け、石油天然ガス・金属鉱物資源機構（ＪＯＧＭＥＣ）による上流開発企業への資金提供や技術支援を強化する。発電や輸送分野での利用が見込まれる脱炭素燃料の資源調達から製造、貯蔵までのサプライチェーン構築、ＣＣＳの適地確保に向けた取り組みを後押しする。

　エネ庁は22日に開催した総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会石油・天然ガス小委員会（小委員長・平野正雄早稲田大学商学学術院教授）にＪＯＧＭＥＣの機能強化に向けた方針を示し、了承を得た。来年の通常国会に関連規定を盛り込んだＪＯＧＭＥＣ法改正案の提出を目指す。
　ＪＯＧＭＥＣには、石油・天然ガスの開発事業の支援を通じて得た資金や技術に関する知見が蓄積されている。今後需要が見込まれる化石燃料由来でＣＯ₂（二酸化炭素）をオフセットしたブルー水素やアンモニア、ＣＣＳの事業支援にその知見を生かす。
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