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2022年9月9日更新
JX石油開発 JOGMECと共同研究 脱炭素へCO₂を鉱物化
 JX石油開発は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と「令和4-5年度 室内実験によるCO₂鉱物化の定量的評価」に関する共同研究契約を締結した。
 世界的な脱炭素に向けた急加速を踏まえ、JX石油開発はCCS(二酸化炭素=CO₂回収・地下貯留)/CCUS(CO₂回収・有効利用・貯留)技術によるCO₂排出削減に取り組んでいる。環境対応事業を一層強化していくためJOGMECと共同研究を進めることにした。
 CO₂は地下への圧入により、一定の条件下で水と岩石の間で鉱物として沈殿・析出する。CO₂の鉱物化はこの化学反応を利用しCO₂を無害な固体として鉱物化させ、地下に貯留する技術だ。
 共同研究は、CO₂鉱物化の基礎研究と位置づけられ、室内実験によってCO₂鉱物化の基礎データを取得。
とくにCO₂鉱物化の割合・速度などの定量的な技術評価を行うのが目的。実験対象にする岩石はマグマが冷却、固結してできた火成岩としている。


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