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2018年10月25日更新
灯油スポット市況 気温高くずれ込む出荷 「灯油安・軽油高」続く
 10月下旬に入り、灯油需要期の入り口が見えてくる季節だが、足元のスポット市場(京浜地区)では、灯油価格が軽油を下回っている。前年にくらべて寒さの訪れが遅く、荷動きが緩慢になっているのが要因とみられる。
 プラッツによると、10月第3週末(19日)時点の海上価格(東京湾)は、軽油の75円20銭(㍑換算)に対して、灯油は73円10銭と2円10銭下回った。本紙調べの陸上価格(第4週前半)は、製油所出荷玉の下値は灯油、軽油とも74円台でほぼ同水準となっているが、二次基地では灯油に73円台の売り込みがみられ、じりじりと値を下げている。
 前年同期の海上価格は灯油、軽油とも54円50銭前後でほぼ同水準。陸上価格は灯油54円台に対し、軽油は52円台と灯油が2円程度上値をつけていた。
 需要期入り口にもかかわらず足元の灯油価格が軽油より弱含んでいる要因について、市場関係者は「今年はローリー配送などの懸念もあり、前年より早めに流通在庫の確保が進んだ。いまのタイミングでは在庫積み増しではなく、実需がメインになるが、今年はまだ動きが鈍い」(広域特約店幹部)と指摘する。
 気象庁によると、札幌市の10月(20日まで)の最低気温が10度を下回った日数は10日あり、20日の4・7度が最低。一方、前年は15日で、最低も19日に記録した1・7度と、今年のほうが暖かい。青森市でも今年は8日で、最低は19日の5・7度。前年は11日で、19日の2・9度が最低と傾向は同様だ。
 前年は10月に気温が下がったが11月にいったん緩和し、12月は一転して強い寒波に見舞われた。今年は需要期のスタートがやや遅れているが、灯油スポット価格の弱含みは一時的とみる業者が多い。「実需が活発化して市中在庫が一巡すれば、灯油は間違いなく動き出す」(商社系特約店)とし、安値に追随しない卸業者もみられる。


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