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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2025年6月23日更新
ガソリンエンジン・金属加油工油３ヵ月ぶりプラス　潤滑油販売低調も一部に光　経産省４月集計
　潤滑油販売の低調下、一部油種が増加している。経済産業省の集計によると、４月の潤滑油販売量は自動車用船舶用、工業用の合計で16万７５６８㌔㍑、前年同月比２・９％減少した。前年割れは２月から３カ月連続だが、ガソリンエンジン油や金属加工油などに伸びがみられる。大手元売の卸価格が下落したことが販売業者の引き取りに影響した可能性もありそうだ。

元売仕切り下げ影響か

　販売量は潤滑油製造業者と輸入業者の消費者・販売業者向け実績。自動車用は合計５万６３１０㌔㍑、４・５％減。３カ月連続で前年を下回った。工場充塡分のエンジン油などに影響する自動車メーカーの国内生産がトヨタ自動車を除いて不調だったのを反映した。
　トヨタ自動車は６・９％増と４カ月連続の前年超え。ダイハツ工業と日野自動車を合わせたグループ全体では16・２％伸びている。一方、日産自動車は19・１％減、本田技研工業は16・４％減少し２カ月連続の前年割れ。マツダも12・６％減と２ケタ台で前年実績を下回った。
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