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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2024年7月24日更新
外為市場円高ドル安強まる　今週原油コスト１円70銭引き下げ　４週ぶり150円台

円相場は１㌦157円台で推移（22日午前、東京都中央区）
　外国為替市場で円高ドル安の動きが強まった。本紙が「円建て週間原油コスト」の算定に用いる大手銀行のＴＴＳレートは、直近の期間（16〜22日）が１㌦１５８円58銭で、前回算定時から３円26銭（２・０％）の円高ドル安。為替レートに変動がなかった場合と比較して、円建て価格を㍑１円70銭程度引き下げている。１５０円台をつけるのは６月中下旬（18〜24日）以来、４週ぶりとなる。
　円高ドル安が進んだ背景について、三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジストは「米国の消費者物価指数（ＣＰＩ）の下振れに加え、（政府・日銀による円買いドル売りの為替）介入観測が加わった」とするとともに「その後のトランプ氏のドル高けん制発言や、米国の中国に対する半導体規制（の強化）を巡る報道などもあり、一時的に円安ポジションが巻き戻されたとみられる」と指摘する。
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