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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2024年11月14日更新
４～９月増収減益　営業益燃油622億円　高機能材は19・７％増
　出光興産の２０２５年３月期第２四半期（２０２４年４〜９月）連結決算は、売上高が円安影響などによる燃料油事業の販売価格上昇で前年同期比11・９％増加したが、営業利益は輸出数量の減少や海外製品マージンの縮小などにより、９７３億円と52・０％減少し増収減益となった。経常利益は44・９％減の１２４８億８３００万円、当期純利益は９９４億４２００万円で39・７％減少した。
　持分法投資損益を含む営業利益は９７８億円減の１１３４億円。在庫影響を除いた実質営業利益（持分損益含む）は１１４０億円で８０５億円（41・４％）減益だった。
　燃料油事業は５９６億円減の６２２億円。国内製品マージンにマイナスのタイムラグ影響があったものの、実質マージンの改善で前年と同水準になったが、海外製品マージンの縮小や製油所トラブルなどにより輸出数量が減少。在庫影響除きでは６２８億円と４２３億円減少した。
　基礎化学品事業は86億円減の34億円。製造装置トラブルが影響し生産数量が減少したのが主因。高機能材事業は26億円増の１６０億円を計上。潤滑油事業の販売ポートフォリオ改善や機能化学品事業の価格改善で伸びた。
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