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2022年9月2日更新
新ディーゼルエンジン油発売 灰分出ない添加剤処方開発 出光DPF長寿命化

idemitsu Ash Free(20㍑缶)
 出光興産は、業界初となる無リン無灰のディーゼルエンジンオイル「idemitsu AshFree」(イデミツアッシュフリー、10W-30)を1日から発売する。荷姿は200㍑ドラムおよび20㍑缶で、特約販売店を通じて販売する。
 新製品の最大の特徴は、トラック・バスなどの排ガス浄化装置「DPF」の目詰まりの原因となる灰を出さない添加剤処方技術の開発に成功した点だ。
 ディーゼルエンジンオイルには通常、清浄性や耐磨耗性向上に必要な金属添加剤が含まれている。ただ金属添加剤由来で発生する灰がDPFの目詰まりにつながるのが課題で、従来品では灰分低減が対応の中心だった。
 灰を出さないアッシュフリーはDPFの長寿命化と、DPF手動再生にともなう労務負担削減を実現。DPF再生時に使用する燃料削減および二酸化炭素排出量削減、リン不使用による触媒交換減-などの導入効果が期待できる。
 潤滑油の技術力は出光のこだわりのひとつで、アッシュフリーは1990年代から独自開発に着手。「JASO DH-2」規格をさらに下回る硫酸灰分と塩基価を実現した。
 出光の試算では、10台の車両に5年間継続してアッシュフリーを使用すると、DPFメンテナンス関連コスト(交換費、燃料費、人件費など)を年間120万円程度削減できるという。運輸業界は働き方改革にともなう〝2024年問題〞への対応を控えており、労務面での貢献も期待される。


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