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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年8月31日更新
６月石油機器出荷14・８％増10万1453台　ストーブけん引５年ぶり７万台
　経済産業省の生産動態統計によると、６月の石油機器出荷台数は前年同月比14・８％増の10万１４５３台と、２カ月連続で増加した。６月に出荷台数が10万台を超えるのは11万２１４４台だった２０１７年以来、５年ぶりとなる。
　対象３機器のうち石油ストーブが36・８％増の７ 万１６３７台で、全体を押し上げた。５月に続き増加したが、石油ストーブの出荷台数が６月に７万台を超えたのは２０１７年の７万６７７台以来。さらに９万５４９４台だった２０１１年以降の11年間で最多となっている。
　一方、他の２機器は前年割れとなり、石油温風暖房機は20・６％減の１万８７台で３カ月ぶりに減少。石油温水給湯暖房機は15・３％減の１万９７２９台となった。
　石油温水給湯暖房機の減少は10カ月連続だが、減り幅はこの間で最小となった。出荷減の要因となっていた電子部品の世界的な供給不足によるメーカーの納期遅延が改善に向かっていることの表れとみられる。
　たとえば主要メーカーのノーリツは、６月27日更新の自社ウェブサイトで増産体制に転じたと公表。ただ生産は前年以上に回復したものの、多数の注文があり、生産が追いつかない状況とも説明している。
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