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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)

2022年6月20日更新

円建て４ヵ月連続上昇　５月原油ＣＩＦ4322円高８万7568円

　ウクライナ侵攻後の原油価格高止まりおよび円安ドル高の影響が、ＣＩＦ価格（運賃、保険料込み到着値）に表れている。財務省が16日に発表した５月分の貿易統計旬間速報によると、円建て原油ＣＩＦ価格はキロリットル８万７５６８円に前月比４３２２円（５・２％）上昇した。
　円建て価格の上昇は４カ月連続で、前月に続いて２００８年８月（９万２００３円）以来の高値となった。ただドル建ては㌭１０７㌦74㌣で、３㌣と小幅ながら４カ月ぶりに下落した。
　円建て価格を押し上げたのは為替レートで、１㌦１２９円22銭と、21円45銭の大幅円安ドル高を示した。通関数量は１２１８・２万キロリットルだった。
　５月下旬（21〜31日）の原油ＣＩＦ価格は、円建てが８万８１７９円で前旬比８４５円（１・０％）の上昇。ドル建ては１０８㌦７㌣に91㌣（０・８％）上がった。
　為替レートは１㌦１２９円71銭、14銭の円安ドル高。通関数量は４３３・５万キロリットルだった。

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