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2022年4月1日更新
九州・瀬戸内で船舶LNG供給 伊藤忠エネクスなど4社ー2024年春事業開始

左から道永幸典社長(西部ガス)長澤仁志社長(日本郵船)池辺社長(九州電力)岡田社長(伊藤忠エネクス)
 伊藤忠エネクスは29日、日本郵船と九州電力、西部ガスの3社とともに2024年の春頃をめどに、九州・瀬戸内地域で船舶向けLNG(液化天然ガス)燃料の供給事業を始めると発表した。
 LNGは重油と比較しCO₂(二酸化炭素)排出量約30%減、硫黄酸化物・粒子状物質排出は100%削減などができるとされ、将来的にLNG船の増加が見込まれている。
 九州・瀬戸内地域を中心にバンカリング船LNG燃料をLNG船に持ち届ける業務を行うことで、LNG燃料の需要開拓を進める考えだ。
 4社は同事業を展開するにあたり、2月に合弁会社「KEYS Bunkering West Japan」を設立した。船舶に供給するため、自社船舶1隻の造船契約を三菱造船と締結。LNGバンカリング船は西日本で初めての稼働となる。
 九州電力は自社基地を活用した燃料供給、日本郵船はバンカリング船の運航管理など、またエネクスは市場開拓、西部ガスは将来的な自社基地の活用を担う。エネクスの岡田賢二社長は会見で「当社に課せられた業務は業界全体のマーケティングと新規開拓」とし、環境負荷を低減するLNG燃料の重要性を指摘した。
 LNGは九州電力の子会社「北九州エル・エヌ・ジー」が保有する戸畑LNG基地を拠点とし、供給を展開する。将来的には西部ガスのひびきLNG基地の利活用も視野に入れる。九州電力の池辺和弘社長は「低・脱炭素社会の実現に貢献し、LNG燃料船の寄港の増加で、港湾の国際的な競争力強化に寄与する」と強調した。


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