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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年3月11日更新
仕切り補てんのドバイ指標　集計期間「火～月曜」に変更
　燃料油価格激変緩和措置の補助金額算定に用いる「原油コスト」の集計期間が「月〜金曜日」から「火〜翌月曜日」に変更になった。当週（10〜16日）の支給単価は㍑17円70銭となり、前週（３〜９日）の５円から12円70銭増加する。
　直近（１〜７日）の原油コストは、経済産業省資源エネルギー庁が指標にする「日経ドバイ原油」の円建て価格で81円60銭。直前の週（２月22日〜28日）の71円50銭から10円10銭上昇している。
　当週から適用となる支給単価の新たな算定方法は、直近の「全国平均ガソリン小売価格」に「前週の支給単価」と「週間の原油コスト上昇分」を足して、１７２円を引くというもの。補てんがない場合に想定される翌週のガソリン価格のうち１７２円を超えた額を政府が負担することで、翌週のガソリン価格を１７２円に抑えようとする仕組みだ。
　石油情報センターの「石油製品小売市況調査」によると、７日時点の全国平均ガソリン小売価格は１７４円60銭。前週の支給単価５円、原油コスト上昇分10円10銭を足すと１８９円70銭となり、ここから１７２円を引くと当週の支給単価17円70銭が算出される。
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