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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2021年12月30日更新
経産省　輸入先拡大　尿素水ひっ迫に対応
　経済産業省は、高品位尿素水アドブルーの需給緩和に向けた対応を行っている。同省は24日、国内の尿素生産事業者などと連携し、２０２２年１月には供給量が平時の需要を上回ると発表した。年明け後、価格高騰の解消に期待がかかる。
　アドブルーを含めた尿素水は、トラックやバスなどディーゼル車を動かすために必要不可欠な製品だ。尿素水の製造には原料である尿素が必要だが、中国の尿素輸出制限の影響により日本国内で需給がひっ迫している。
　経産省は需給安定化を図るために、国内の尿素生産事業者に増産を要請。増産期間は決めていないものの、これにより１月中には需要量を上回る供給が可能になると見通している。
　また経産省では、原料の輸入について「サウジアラビアやベトナムなどからも輸入量を増やしている」（製造産業局）とし、中国以外からの輸入を拡充している。
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