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2021年8月18日更新
OPEC需要予測 据え置き2021年「9657万㌭/日」
 OPEC(石油輸出国機構)は8 月月報で、2021年の世界石油需要予測を前年比596万㌭/日増の9657万㌭/日とした。前月予想は9658万㌭/日で、実質据え置きとなった。OPECプラスが9月1日に開く閣僚会合で、参考にする可能性がある。
 OECD(経済協力開発機構)加盟国の需要は4464万㌭/日に、前月予想から10万㌭/日下方修正した。アジア太平洋地域でコロナ封じ込め措置が続いており、移動用燃料の需要が減退しているという。
 非OECDは5193万㌭/日に10万㌭/日上方修正した。第2四半期の中東、アフリカ地域の産業用燃料需要の回復が上方修正につながる一方、インドの移動用燃料需要回復の遅れが一部を相殺した。
 2022年の石油需要は328万㌭/日増の9986万㌭/日とし、2021年と同様に前月予想を据え置いた。大規模な経済刺激策の効果が表れ、コロナ禍はワクチン接種進展などでコントロールされると予想。第2四半期には1億㌭/日を超すと見込んでいる。


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