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2022年5月18日更新
2050年脱炭素工程表策定 石油・石化・開発 直接削減、再エネなど 6テーマ目標提示コスモエネHD
 コスモエネルギーホールディングスは、同社グループが掲げる〝2050年カーボンネットゼロ〞実現に向けたロードマップを策定した。
 ロードマップでは2030年までに、温室効果ガス排出量を2013年(ネット排出686万㌧)比で30%削減しネット排出480万㌧に、2050年までにネットゼロにする目標を掲げている。
 実現のための重点取り組みとして①石油・石化・開発事業の直接削減②ネガティブエミッション技術の活用③再生可能エネルギー事業の拡大④モビリティサービスの取り組み⑤次世代エネルギー・原料への取り組み⑥カーボンクレジットの活用―の6テーマを設定。例えば①では低炭素燃料・脱炭素燃料への転換など、④ではSSへのEV(電気自動車)用急速充電器の設置などをあげている。
 進ちょくはサステナビリティサイトや統合報告書で公表する。
 同社は2021年5月、グループの事業が排出する温室効果ガスのうちスコープ1(直接排出量)とスコープ2(間接排出量)を2050年までにネットゼロにする「2050年カーボンネットゼロ宣言」を発表している。
 今回のロードマップはネットゼロへの取り組みと工程をTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)のシナリオ分析や、外部・内部環境の分析などを元にして策定した。


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