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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2021年7月15日更新
ガソリンマージン大幅減少　４〜６月粗利率「12％」　小売値コスト上昇に追いつかず
　石油情報センターの石油製品小売市況調査と、大手元売の仕切価格をもとに本紙が算定した２０２１年度第１四半期（４〜６月）のレギュラーガソリン平均マージンは㍑18円30銭で、粗利率は12・０％となった。２０２０年４〜６月とくらべて７円40銭減少し、粗利率は７・９ポイント低下した。２０１９年同期と比較しても１円90銭増、１・０ポイントの上昇にとどまった。

　本紙全国セルフＳＳ小売市況調査による平均マージンは12円30銭（10日付１面既報）、粗利率は８・４％だった。前年比で４円20銭減少、粗利率は６・９ポイント低下した。前々年比では５円増、２・６ ポイント上昇した。地域ごとに状況は異なるが、セルフＳＳにくらべてフルサービスＳＳでマージンが縮小した可能性が高い。
　全国ベースのマージンを月別にみると、４月の平均は19円10銭、前年を８円60銭下回った。５月は18円30銭となり９円30銭低い。６月は５円10銭下回り、17円50銭となった。前々年比でみると４月は４円40銭、５月は２円60銭増加、６月は１円30銭減少している。
　ガソリン販売量（石油統計速報）は、２０２０年４月が３１６万６８４０キロリットル（前年同月比22・７％減）、５月は３０９万８５８５キロリットル（22・４％減）だった。昨春は大幅な減販を補うために、経営に見合うマージンを確保した。
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