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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2021年1月22日更新
１〜３月公営バス軽油納価77円90銭〜84円50銭　前期比最大６円超高　入札日で差
　主要都市公営バス向け２０２０年度第４四半期（１〜３月期）軽油納入価格（軽油引取税込み・消費税抜き）は、㍑77円90銭〜84円50銭となった。コストが連騰するなかでの入札となり、前期（10〜12月期）からの上げ幅は１円50銭〜６円32銭と、入札日の違いで差が生じた。

　四半期ごとに入札を行う５都市（東京都、横浜市、川崎市、名古屋市、仙台市）の落札価格から１〜３月期の傾向を探る。
　今回は12月９日から18日にかけて入札が実施された。落札値が77円90銭〜79円60銭と低く、前期からの上げ幅も１円50銭〜１円72銭と小さかった横浜市は、５都市では最初の９日だった。一方、入札日が18日と最後だった仙台市は前期からの上げ幅が大きかった。
　主要産油国の協調減産やコロナワクチンへの期待感を背景に、原油コストが騰勢を強め、元売仕切りは12月第１週から前週までに累計６円上昇した。
　スポット市場はコロナ禍による需要低調でコスト反映が弱いが、それでもプラッツ陸上価格（神奈川）は12月第１週末（４日）の80円70銭（㍑換算・軽油引取税加算）から、前週末には84円30銭に上昇。公営バス向け１〜３月期価格の上値側と、ほぼ同水準に引き上がっている。
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