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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年12月10日更新
水素燃料大規模利用へ　推進協議会発足　88社業界越えて連携

水素サプライチェーン構築へ88社が参画する協議会が発足
　ＥＮＥＯＳや岩谷産業、トヨタ自動車など88社が参画し、水素の供給網や利活用の拡大に向けて業界横断的な連携を目指す「水素バリューチェーン推進協議会」（ＪＨ２Ａ）が７日、設立された。社会実装プロジェクトの提案やファンド創設に取り組むほか、来年２月には需要創出や必要な規制緩和を盛り込んだ国への政策提言をまとめる。

　石油関係業界からはＥＮＥＯＳや岩谷産業のほか、出光興産、国際石油開発帝石、タツノ、トキコシステムソリューションズが参画している。
　同日開催した設立記念イベントでは協議会の活動内容を説明。商用車、鉄道・船舶、化学・鉄鋼などで水素利用を進める需要拡大プロジェクトなどに取り組むとした。
　協議会の共同代表を務めるトヨタ自動車の内山田竹志代表取締役会長は「現時点でバッテリーや充電時間の問題などを考えると、都市交通の比較的短距離の小さな車はＥＶ（電気自動車）、トラックやバスなど大型モビリティは水素が向いている」と指摘した。
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