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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年10月3日更新
シナネン　安田社長ー再エネ電力拡大、200億円規模目指す　燃料基盤に新規事業へ

事業を説明する安田社長
　燃料商社のシナネンは、脱炭素社会に向けた取り組みを本格化する。再生可能エネルギーで発電した電力の販売などを展開し、２０２２年度末までに電力販売量20万㌔㍗、２００億円規模まで事業拡大を目指す。新型マイクロ風車「Ｗｉｎｄ　Ｐｏｗｅｒ　Ｓｔａｔｉｏｎ」を２０２１年度５００台の出荷を目標に掲げる。法人向けに再エネ事業などを展開することで、収益拡大を目指す。
　各業界・企業ではＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）への対応などが課題としてあげられている。安田貴志社長が９月29日、「脱炭素社会を見据えたシナネンＨＤグループのビジネス展開」と題したオンライン説明会で明らかにした。
　安田社長は「既存ビジネスの深耕・深掘りはしっかり行う」と燃油など既存事業で足場固めをしたうえで「新規事業に注力する」とし、再エネ事業の今後の動向を説明した。
　電力販売は太陽光発電設備（６カ所、総発電能力29・３㍋㍗）を活用し「環境配慮型のほか市場連動型、部分共有型などプランをつくり続ける」。ニーズに応じたサービスを提供することで、環境課題の解決に取り組む企業を支援する。
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