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2020年8月20日更新
7月輸入車 17.8%減1万8451台 10ヵ月減販もクリーンディーゼル伸ばす
 日本自動車輸入車組合(JAIA)が公表した7月の輸入車(日系メーカー車除く)の新車販売台数は、前年同月比17・8%減の1万8451台と10カ月連続で前年実績を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で販売低迷は続くものの減少幅は縮小し、新車市場回復の兆しをみせており、クリーンディーゼル車が販売を伸ばした。
 そのうち乗用車は17・9%減の1万8338台で前年実績を割り込んだ。一方、クリーンディーゼル車は21・0%増の6933台と6カ月ぶりに前年実績を超えた。輸入車全体に占めるクリーンディーゼル車比率は37・6%となり、過去最高を記録した。
 SUV(多目的スポーツ車)のクリーンディーゼルモデル、とくにフォルクスワーゲン「T-Roc」やメルセデス・ベンツ「GL」などの車種の販売が好調だった。
 メーカー別にみると、乗用車販売台数第1位はメルセデス・ベンツで10・4%減の4620台、2位はフォルクスワーゲンで28・4%減の2537台、BMWが3位で27・1%減の2498台だった。


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