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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年7月20日更新
再エネで地産地消の地域づくり　静岡県と合意書締結

大田勝幸社長と川勝平太静岡県知事（左から）
ＥＮＥＯＳ 製油所跡地活用

　ＥＮＥＯＳと静岡県は16日、「静岡市清水区袖師地区を中心とした次世代型エネルギーの推進と地域づくりにかかる基本合意書」を締結したと発表した。ＥＮＥＯＳの大田勝幸社長と静岡県の川勝平太知事が同日、静岡県庁で合意書締結式を行った。

　ＥＮＥＯＳの製油所跡地を再生可能エネルギーでつくられた電力の供給拠点として構築し、地産地消の電力を周辺地域に供給。静岡市港湾区域周辺の活性化を目指す。
　ＥＮＥＯＳが所有する清水製油所跡地に、太陽光発電や蓄電池などの設備を設置。一般家庭や工場、ビルなどにも太陽光発電設備を設けて、自立型の供給体制を整える。また余剰電力を蓄電池に集めて、地域内のエネルギー供給の安定化や効率化に取り組む。災害時に停電しても一定量の電力供給を可能にし、レジリエンス（強靭性）の向上につなげるという。
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