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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年6月23日更新
ガソリン内需「週追い回復」　石連杉森会長会見、月末95％に期待も

コロナ対策のもとで質問に答える杉森会長
　石油連盟の杉森務会長（ＪＸＴＧホールディングス会長）は18日に行った定例会見で、令和３年度税制改正要望を説明＝既報。また新型コロナウイルス感染拡大下の国内需要や原油市況の動向について見解を述べた。

　内需について杉森会長は、５月のガソリンは前年比75％（コロナ影響23％）軽油89％。６月は現時点でガソリン90％（同８％）軽油95％と説明し「緊急事態宣言解除後は、ガソリン需要は週を追って戻ってきている。19日の県外移動解除などを考えると、月末には95％くらいまで戻るのではないか。その先はレジャーの動向や仕事の新様式などを見極めたい」と話した。ジェット燃料の需要低迷については「製油所操業上、工夫が必要になる」と懸念を示した。
　経団連の気候変動対策の新プロジェクト「チャレンジゼロ」にも言及。「石油連盟も革新的な石油精製プロセスに関わる技術開発で参加している。昨年５月には石油産業の長期低炭素ビジョンを策定しており、コロナ下でも〝サステナブルな石油〞の実現に向けて取り組んでいく」と意気込みを示した。
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