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2021年5月22日更新
コロナ影響減収最終、黒字転換 在庫益・タイムラグで利幅増 大手元売3社2020年度決算
 ENEOSホールディングス、出光興産、コスモエネルギーホールディングスの2020年度連結決算が出そろった。新型コロナウイルス感染拡大下で原油市場が値位置を下げ、燃料油をはじめとする主要製品の需要も減少し、売上高はENEOSが前年度比23・5%、出光24・6%、コスモ18・4%の減収となった。

 一方、利益面は大幅増となり、最終利益は3社とも黒字に転換した。増益の主因は3社共通で、一つは原油価格回復にともなう在庫影響益の増加。ENEOSは387億円(前年度比2485億円増)、出光75億円(967億円増)、コスモ208億円(730億円増)の在庫影響益が発生した。
 原油価格回復に関連する増益要因はもう一つあり、原油調達から製品販売までのタイムラグによって通常の精製マージン以上に利幅が増えた。一般的には原油相場は上げ下げが交錯するが、2020年度は夏場を除いてほぼ右肩上がりに回復し続け、製品マージンの〝改善〞につながった。
 コロナ禍の影響で燃料油国内販売量はENEOSが前年度比11・6%減、出光は8・2%減と落ち込んだ。ただコスモはキグナス石油への製品供給により、主要4油種だけなら6・5%増。全体でも2・0%増加した。
また出光の純利益が売り上げ規模に対して小さいのは、ベトナム・ニソン製油所関連で持分法投資損失や特別損失を計上した影響が大きい。
 2021 年度業績は、現時点では原油価格が期中に上がるのか下がるのかを予想できず、3社ともに2020年度の利益押し上げ要因だった在庫影響益、タイムラグによるマージン増の双方をほぼ織り込まない、もしくは大きく縮小する想定で策定している。
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