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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年3月18日更新
10月新電力販売　前年比15％増135億kW　石油・ＬＰガス1000万kW超25社
　経済産業省がまとめた「電力調査統計」によると、２０２１年10月の新電力事業者５４６者の販売電力量は前年比14・９％増の１３５・２億㌔㍗時だった。増加率は２カ月ぶりに２ケタ台を回復した。大手電力会社を含めた販売電力量全体に占める割合は２・６ポイント上昇の21・１％となり、２０２１年４月から７カ月続けて20％を上回っている。
　部門別では特別高圧が20・６％増の19・８億㌔㍗時で、シェアは１・５ポイント引き上がり10・４％をつけた。高圧は11・５％増の65・６億㌔㍗時で、シェアは２・６ポイント上昇の27・４％。低圧は17・４％増の49・８億㌔㍗時で、２カ月ぶりに前年を超えた。シェアは３・７ポイント上がり23・９％となった。
　大手電力会社と新電力会社を合わせた販売電力量は１・０％増の６４０・３億㌔㍗時だった。前年を上回るのは２カ月ぶりとなる。
　このうち特別高圧は３・０％増の１９０・５億㌔㍗時、高圧は０・９％増の２３９・７億㌔㍗時と、いずれも増加した。低圧は０・９％減の２０８・１億㌔㍗時で、前月から前年を下回る状況が続いている。
　日本エネルギー経済研究所が発表した「２０２１年第４四半期（10〜12月）国内概況および２０２１年暦年国内概況」によると、特別高圧と高圧は７〜８月の生産回復が追い風になった一方、低圧は前年よりも涼しかったことで伸び悩んだとしている。
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