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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年3月23日更新
ＣＣＳ・ＣＣＵＳ実効性評価　ＡＤＮＯＣと協業　コスモエネ開発

覚書を交わす西社長（左）とヤーセル・アップストリーム局長
　コスモエネルギー開発（西克司社長）はアブダビ国営石油会社ＡＤＮＯＣと、脱炭素化に貢献する技術の模索およびアブダビ首長国でのＣＣＳ（二酸化炭素回収・貯留）、ＣＣＵＳ（回収・貯留・利用）の実効可能性評価の共同調査開始に合意し、覚書を締結した。
　コスモは半世紀にわたり、ＡＤＮＯＣと安全で安定的な原油開発・生産で協働してきた。昨年２月には海上探鉱鉱区「Ｏｆｆｓｈｏｒｅ　Ｂｌｏｃｋ４」を取得し、生産中の既存油田と合わせて、今後も日本への安定供給に貢献していく姿勢を示している。
　アブダビとは原油開発・生産といった直接的な事業以外でも、環境施策・地域貢献などを通じて多層的な関係を築いてきた。中東産油国はこうした信頼ベースの関係を重視する側面があり、ＣＣＵ・ＣＣＵＳといった脱炭素技術でも長年培った関係性の発展が期待される。
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