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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年5月14日更新
規格不適合減少　灯油「引火点」１件にとどまる　石油協会１～３月ＳＳ試買分析
コンタミ防止活動の進展裏づけ

　全国石油協会は12日、１〜３月期に全国のＳＳで実施したガソリン（ハイオク、レギュラー）、灯油、軽油の試買分析結果をまとめた。品質確保法で定める規格を満たしていない製品の販売を確認したＳＳ数は前年同期より減少。とくに灯油の「引火点」不適合は、資源エネルギー庁がタンクローリー荷卸し時の安全対策マニュアルを策定するなど、ＳＳ、運輸両業界の取り組みが進んだことから大幅に減った。

　ハイオクの試買分析は７２５４カ所で実施。硫黄分で１件（前年同期１件）の不適合を確認した。前年同期はレギュラーの混入とみられるオクタン価異常も１件あったが、今年はなかった。
　硫黄分の規格不適合はハイオク販売量が比較的少なく回転が鈍いＳＳでみられる現象。石油協会では、給油ホースに滞留している油にホースの成分が溶け出したことが原因との見方を示している。
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