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2020年5月8日更新
全石連経営部会 SS店頭の感染防止策推奨ー営業時間・就業体制・給油サービスの注意点を発信
 全石連経営部会(喜多村利秀部会長)が、SS店頭での新型コロナウイルス感染防止対応策をまとめた。従業員や顧客の感染防止と燃料油の可能な限りの供給継続を両立するため、営業時間や就業体制、給油サービスの注意点を提示。都道府県石油組合に発信し、推奨している。
 政府は緊急事態措置の対象区域を当初の7都府県から全国に広げ、外出自粛を推し進める一方、SSや配送拠点には営業継続を要請している。
 このため経営部会では、地域の燃料供給に支障をきたさない範囲で24時間営業の自粛、営業時間の短縮、定休日の設定を推奨。対応がむずかしい場合は、出勤の輪番制など必要最小限の人数での対応を呼びかけている。密集を避けるためサービスルームの利用制限も取り組みのひとつにあげている。
 主な注意点として、給油サービスについては、可能な限り必要最低限にし、商品代・釣り銭は直接手渡しでなく、トレイでの受け渡しにする。クレジットカード精算の場合、サイン記入に使用するボールペンやボードなどは数セット用意し、使用後は消毒することをあげている。
 サービスルーム内の顧客用の雑誌など不要不急なものは取り除く。化粧室の消毒に配慮し、ハンドドライヤーは使用停止。極力フィールド内、サービスルーム内のゴミ箱は使用できないようにし、車内清掃用のタオルの貸し出しも自粛することなどを盛り込んだ。
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