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2018年6月2日更新
新社長に聞く 出光興産・木藤俊一氏 「これ以上、販売店を減らせない」
「絆の強さこそ出光の財産」

 出光興産では第5次中期経営改革がスタートした4月1日に、木藤俊一氏が新社長に就任した。〝次の出光〞への歩みを速めると同時に「販売店さんを大事にすることが、私たちの生きる道」と話す同氏に、舵取りの基本姿勢を聞いた。


---将来に向けた事業構造改革について
 
 2030年にどのような会社になっていたいかを描き、そこに至るにはこの3カ年で何をしなければならないかとの視点で、第5次中期経営計画(2018〜2020年度)を策定した。2030年時点では燃料油、石油開発、石炭の〝3 事業〞が営業利益に占める割合は5割程度とみている。3事業の利益額を下げるのではなく、潤滑油、石油化学、電子材料などの成長分野を伸ばし、相対的に50%ずつの利益ウエートを目指す。先を見通す柔軟性や触覚を研ぎ澄まし〝レジリエント(柔軟かつ強靱)〞な企業として、来るべき時代に対応していく。足元の安定供給・安定収益確保も重要な課題だ。複眼思考、二重思考、多様性を持って取り組みたい。

--- 事業構造改革で、販売店政策はどうなるのか

 支店などで17年ほど販売の仕事に携わったが、久しぶりに販売店さんと話をして、みなさんが地元に必要とされる企業として、お客さまとしっかり向き合っている姿に感動した。同時に、元売の責任を強く感じている。構造改革を進めるにしても、出光が拠って立つ基盤は、販売店さんや協力会社さんを中心とした国内サプライチェーンだ。一時は支店を営業所体制にまでスリム化したが、4月からは全国に8統括支店を置いた。これ以上、販売店さんを減らしたくないとの思いで、担当が販売店さんのニーズを聞き、提案する機能を充実していく。 販売店さんには「出光あっての販売店」といっていただくが、私にすれば、販売店さんを中心とした国内ネットワーク、どの元売にもない絆の強さこそが出光の財産。販売店さんを大事にすることが、私たちの生きる道と考えている。

---ニソン製油所について

 試運転は順調に進み、5月1日にベトナム国内向けにガソリンを初出荷した。日本では、一番新しい製油所が昭和50年の当社愛知製油所で、今後も新設は考えにくい。ベトナムの現場には約150人の当社スタッフが張りつき、貴重な経験を積んでいる。ASEAN諸国はまだ石油需要が伸びる。次のビジネスを考えるうえで、大きな自信になっている。SSは昨年10月に1号店、今年3月に2号店が立ち上がった。立地の違う場所で数店舗を試し、将来の展開は提携なのかM&Aが良いのか、最適な形を研究していきたい。

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