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2018年4月18日更新
セルフSS ガソリンマージン10円割れる
大型連休控え、転嫁不足表面化

 28日からスタートする大型連休に向け、SS販売業界は市況構築への取り組みが課題となっている。SS販売業界は、2月のコスト下落局面でマージン拡大を進め、セルフでも㍑10円以上の粗利となった。だが4月の仕切り値上げに対してはコスト転嫁不足となり、全国平均のマージンは10円を下回った(14日付本紙調査セルフ店頭価格より)。

 販売業界は、値下げは上手だが、値上げは苦手だ。2月は店頭価格を下げながら粗利を拡大できたが、コスト転嫁が必要な4月の値上げは後手に回っている。連休は今月下旬からのスタートだが、突然の原油価格急騰など値上げを強く後押しする材料がなければ連休直前の転嫁は難しい。販売業界は、今週(16日以降)から転嫁不足解消の取り組みを進める必要がある。
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