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2019年6月21日更新
山形県沖地震 備蓄基地・油槽所被害なし
 山形県沖の地震を受け、経済産業省は関連施設の被害状況をまとめた。19日午前6時44分時点で、震度6強を観測した新潟県では石油備蓄基地1カ所、油槽所4カ所について、被害情報はないとしている。
 秋田県では国家石油備蓄基地1カ所、油槽所4カ所、山形県では油槽所1カ所について、いずれも被害情報はなかった。 
 他方、JXTGエネルギーは19日午前時点で、油槽所での被害はみられないものの、山形県鶴岡市内で1カ所のSSが休業していることを確認した。
 出光興産によると、出光昭和シェルの油槽所、SSでは19日午前時点で大きな被害は報告されなかった。揺れが大きかった地域も含め、出荷設備では19日朝から通常の製品出荷を行った。
 コスモエネルギーホールディングスによると、油槽所入出荷設備に被害はなく、SSも一部で、停電による一時的な影響はあったが、大きな被害は生じていないという。
 【新潟】震度6強を観測した新潟県村上市では、地元業者によると村上市地域のSS施設への影響は軽微。山北地区で休憩室の外壁が落ちたという報告が2件あったのみで、確認できているかぎり村上地域のSSは通常通りに営業しているという。


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