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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2017年4月4日更新
石油統計速報　ガソリン減少も軽油堅調―２月
燃油1554万㎘、前年割れ

資源エネルギー庁は３月31日、２月の石油統計速報を発表した。前年実績がうるう年の関係で大きく、国内燃料油販売量は、前年同月比96・１％の１５５４万キロリットルにとどまった。前年実績割れは３カ月連続。ナフサ以外の油種は、前年を下回った。
　ガソリンは95・６％の３８７万キロリットル。３カ月連続で前年実績に届かず、今年度初めて、需給見通しの98％を下回った。ただ日数補正すれば98％は維持したと推測され、需要の基調に大きな変化は感じられない。
　灯油は96・５％で、２カ月連続前年割れ。地域によって気温や降雪量に差が生じたが、実需ベースでは前年をやや下回る程度で、堅調を維持したとみられる。軽油は99・２％。数字上は４カ月ぶりに前年を割ったが、降雪影響もあって輸送・除雪需要が好調で、実需は前年を上回ったと推測される。
　Ａ重油は92・２％で、２カ月連続前年割れ。Ｂ・Ｃ重油は74・６％と大きく下回り、２カ月連続で前年を割り込んだ。
　ナフサは１０２・８％と好調で、日数補正なしでも３カ月ぶりに前年を上回った。ジェット燃料油は98・９％、３カ月連続前年割れ。ただ実需ベースでは、前年を上回ったと推測される。
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