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2018年7月31日更新
2017年一次エネルギー 伸び率、石油1.8%・天然ガス3%・再生エネ 17%―BP統計発表会
 国際エネルギー企業BPは25日、東京都内で「世界エネルギー統計2018年版」(BP統計)の発表会を開いた。2017年のエネルギー需要は天然ガスの伸びを受け過去10年間の平均を上回ったが、炭素排出量は大幅に増加したとして「二歩前進、一歩後退」と分析。石油需要は新興国の経済成長にともない、2040年までの期間の大半で伸びると予測している。
 BPジャパンのチャールズ・ポッスルズ社長は、2040年までのエネルギー動向について、中国やインドなど新興国の繁栄、エネルギー間競争、炭素排出削減を主要テーマに提示。石油に関しては「需要は今後20年、30年増加するが、どこかの時点で伸びが減速し、横ばいになる」との予測を示した。
 「需要増の大部分は米国のタイトオイルが担うが、いずれ頭打ちになるためOPEC(石油輸出国機構)の生産が重要になる」とし「天然ガスは石油や石炭よりも成長が見込まれる」と述べた。
 BPのグループチーフエコノミストのスペンサー・デール氏は2018年版統計の概要を説明。2017年一次エネルギー消費量の伸び率は平均2・2%で前年の1・2%を上回り、2013年以来最高となった。消費量は天然ガスが3%増、石油は価格下落を主因に1・8%増、石炭1%、再生可能エネルギーが17%増加した。
 デール氏は、電気自動車の普及による石油需要への影響について、バッテリーだけで走る純粋なEV(電気自動車)が2040年に世界で10億台に増えた場合、自動車用燃料としての石油需要は減るが、他の分野の需要が増え続けるため、2040年でも伸びるとして「計算上は大きな影響は受けない」との見解を示した。
 2020年からの船舶用燃料に対する硫黄分規制に関しては「短期的にはディーゼル燃料への移行が進む」と述べ、価格上昇も含め製油所、精製部門に利益をもたらすとの見方を示した。


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