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2016年9月21日更新
JXエネルギー・根岸製油所 大型定修入りスポット市場へ影響必至 
供給余力が大幅低下

京浜地区で最大の原油処理能力を備えるJXエネルギー根岸製油所(常圧蒸留装置能力27万バーレル/日)が15日から、定期修理に入った。国内最大需要地京浜地区で、20%以上の原油処理能力が停止するだけに、市場筋では、今後需給動向への注目が集まっている。

 同製油所の2基のトッパー(常圧蒸留装置)のうち、第4トッパーが15日から10月31日、第1が26日から10
月31日の予定で定期修理に入った(既報)。根岸製油所のトッパーが、定修で2基とも停止するのは2012年以来4年ぶりだ。
 現在、京浜地区の原油処理能力は、全元売で131万3000バーレル/日で、根岸製油所は全体の20・6%にあたる。東京湾の神奈川県側に限れば、業界全体の59万8000バーレル/日に対し、根岸の停止は45・2%分のインパクトをもたらす。
 JXは、系列販売業者への安定供給を確保するため在庫積み増しを行ってきたが、国内市場からの製品調達も進むとみられる。すでに市場筋では、スポット供給枠縮小などの情報が飛び交い「10月いっぱいまでの業転市場は数量、価格の両面で、通常とは異なる環境になる」(大手広域特約店)との声があがっている。
 3月末のエネルギー供給構造高度化法2次告示への対応や、元売経営統合にともなう製油所再編などを視野に入れ「今回の根岸の定修は、単純に2カ月間の話ではなく、ごく近い将来の京浜地区の需給環境のシミュレーションになる」(商社系特約店幹部)との見方も聞かれる。


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