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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2018年2月21日更新
国土交通省　荷主・内航連携強化へ―輸送協議会・初会合
内航輸送の安定化と効率化に取り組む

　国土交通省は先頃、石油や石油化学などの荷主企業と内航海運事業者が参加する「安定・効率輸送協議会」の初会合を開き、内航海運業界の現状や課題を共有し、内航輸送の安定化と効率化に取り組むことを確認した。協議会には、石油連盟や全国内航タンカー海運組合、日本内航海運組合総連合会などが参加する。
　内航海運事業者単独で船員確保や船舶建造の費用負担のあり方などの課題に対応するには限界がある。荷主、内航海運関係者全体で課題解決に向け取り組みをまとめ要望を行政施策に反映する。
　船員確保、育成、老朽船代替、労働環境改善、荷主作業軽減、安全運航、燃料高騰の際の対応などを議論する。また荷主と内航海運双方が連携して輸送効率化に取り組んだ好事例を表彰する「内航効率化大賞」（仮称）制度も創設する予定。
　あいさつした大坪新一郎海事局次長は「荷主企業と内航海運事業者の連携を図ることによって安定輸送確保と生産性向上の実現に寄与していきたい」と述べ期待を寄せた。
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