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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2018年2月19日更新
昭和シェル石油　営業益770億円、純利510億円ー2018年業績予想
石油事業が６４０億円に

　昭和シェル石油は、２０１８年度通期（１〜12月）連結業績予想を発表した。
　売上高は２兆１０００億円で、前年度実績比５４０億６４００万円（２・６％）増、営業利益７７０億円で84億７７００万円（１・９％）減、経常利益も７７０億円で１５９億７３００万円（17・２％）減、親会社株主に帰属する当期純利益は５１０億円で82億４９００万円（19・３％）増とした。
　同社は業績予想の前提条件として、ドバイ原油をバーレル60㌦、為替レートを１㌦１１０円に置いている。営業減益の要因は、原油価格安定推移による、在庫影響益の縮小だ（１５４億７３００万円減の90億円）。在庫影響を除いた実質営業益は６８０億円に、１３９億９６００万円（25・９％）増加する。

　事業部門別実質営業益は、石油事業が６４０億円に36億６１００万円増える見通し。引き続き安定したマージン推移を予想するが、前年に生じた原油価格上昇局面でのタイムラグ影響による増益は解消する。製油所定期修理の影響は、前年より小さく、製品輸出や化成品販売量は増加を見込む。
　エネルギーソリューション事業は、１１８億２４００万円増の40億円に黒字転換する。太陽電池部門は国内販売に重点を起き、工場集約などによるコスト競争力強化で収益改善を図る。電力部門は引き続き販売量拡大を進め、発電所の効率操業、販売ポートフォリオ最適化に取り組む。
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