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2015年10月15日更新
林経産相 経営統合や設備廃棄などを通じ「さらなる再編必要」
専門紙との会見で

 林幹雄経済産業相は9日、専門紙と会見し、石油産業について石油製品の国内需要減少により厳しい経営環境に置かれていることをあげ「元売には経営統合や設備廃棄などを通じた事業再編の取り組みが必要だ。出光興産と昭和シェル石油の経営統合は先鞭をつけるものとして高く評価している」と述べ、今後も事業再編や経営統合などを促す考えを表明した。
 全国でSS過疎地問題が発生していることについて「(千葉県銚子市内にある)私の事務所の隣りにはSSがあったが、この夏になくなってしまい寂しい。SS過疎化の現実を身にしみて感じている」と語り、問題の深刻さを十分理解していることを強調した。
 同省が現在、SS過疎地対策協議会を立ち上げ、取り組みを進めていることをあげ「地上タンクからの給油もできるように消防法など関連規制見直しや導入支援施策を強力に進めていきたい」と述べ、SS過疎地の課題解決を後押しする考えを示した。


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