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2017年5月2日更新
全国昭和シェル会 新会長に板橋邦夫氏
特約店主義を確認

 昭和シェル石油の特約店で組織する全国昭和シェル会は4月27日、都内で総会を開いた。役員改選にあたり、早山康之会長(ハヤマ会長)が退任。新会長に板橋邦夫氏(イタバシ会長)、会長代行に江崎武人氏(エザキ社長)が就任した。
 昭和シェル石油の亀岡剛社長グループCEOが、早山氏に感謝状を贈り労をねぎらった。亀岡社長は「世界が歴史的転換局面を迎えるなか、国内石油産業も元売再編、第2次高度化法対応など新たなステージに入った」と経営環境を説明。新中期事業戦略策定の軸として、グループ経営理念〝私たちのエネルギーで未来を元気にします〞と〝特約店主義〞を掲げ「この事業戦略は新会社が高い競争力を持つ会社としてスタートするための施策。さらなる成長戦略を具体化していく」と力強く方向性を語った。
 経営統合は「方針にまったく変化はない。出光興産と協議を進め、実行可能な分野から順次シナジー実現の具体化を図る。両社の人的交流をさらに進め、発足初日からスムーズにスタートを切れる環境を整備していく」と報告した。神戸、東日本、熊本の震災に触れて、HSSE・コンプライアンスの重要性を再確認し、震災時も安定供給を実現する体制づくりに意欲を示した。


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