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2025年6月25日更新
7月潤滑油「据え置き」 コスト変動、改定基準に満たず ENEOS
工潤などは2400〜3500円値下げ

 系列特約店によると、ENEOSは7月1日出荷分の潤滑油・グリース月次価格を据え置く。ENEOSは前月比㌔㍑3000円のコスト変動を基準に毎月価格を見直すが、7月分では変動が基準に満たなかったため、価格改定を見送る。
 6月比のコストは、ベースオイル(基油)グループⅢ適用商品が㌔㍑(㌧)100円の小幅上昇。グループⅢ未適用商品は1600円低下したが、いずれも基準を下回った。グループⅢ適用商品、未適用商品とも価格改定を見送るのは3月分以来、4カ月ぶり。
 潤滑油・グリース同様、毎月改定するコウモレックス(旧アロマオイル)、食品機械の潤滑剤などに使用するハイホワイトは両油種とも据え置きだった。
 コスト変動はコウモレックスが㌔㍑1200円、ハイホワイトは㌧2000円の低下にとどまった。両油種とも4カ月ぶりに価格改定を見送る。
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