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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2025年2月26日更新
天然ガス事業加速60％拡大　ＧＨＧ60％排出削減　ＩＮＰＥＸー2035年長期戦略策定

「ＩＮＰＥＸ　Ｖｉ ｓｉｏｎ　 2035 」について説明する上田隆之社長
　ＩＮＰＥＸはエネルギー安定供給の重要性が見直されるなか、２０３５年に向けて天然ガス事業の拡大を加速する。カーボンニュートラル（ＣＮ）分野では、石油・天然ガス開発事業との相乗効果が期待できるＣＣＳ（二酸化炭素回収・貯留）や水素事業を重点的に推進。２０３５年の大局的な目標には、事業規模60％拡大とＧＨＧ（温室効果ガス）排出60％削減の「60－60」を掲げる。このほどまとめた２０３５年までの長期戦略「ＩＮＰＥＸ　Ｖｉｓｉｏｎ　２０３５〝責任あるエネルギー・トランジションの実現〞」で明らかにした。

　「60－60」で掲げる事業規模は営業活動での現金収支を指す「（探鉱前）営業キャッシュフロー」（２０２４年比、２０２４年は８９９９億円）、ＧＨＧ排出は事業活動量当たりの排出量を示す「ＧＨＧ排出原単位」（２０１９年比）を想定する。
　事業の柱として①天然ガス・ＬＮＧ②ＣＣＳ・水素③電力と周辺の資源分野－を中心とする三つの「成長軸」を掲げる。
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