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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2024年5月15日更新
2035年合成燃料供給体制50万㌧目指す　ＨＩＦグローバルに出資　出光、日本企業初

ＨＩＦとの出資セレモニー（左から４人目が丹生谷晋副社長）
　出光興産は、南米などで合成燃料（ｅ－ｆｕｅｌ）合成メタノール（ｅ－メタノール）のプロジェクト開発を行うＨＩＦ　Ｇｌｏｂａｌ（本社米テキサス州）への出資を決めた。出資額は１億１４００万米㌦（約１７７億５６７５万円）。ＨＩＦへの日本企業の出
資は初となる。
　ＨＩＦはチリ、ウルグアイ、北米、豪タスマニアで大規模なｅ－メタノールなどの事業開発を進めており、２０３０年には４００万㌧（ｅ－メタノール換算）の生産を見込んでいる。
　出光は２０２３年に同社と戦略的パートナーシップで合意し、ｅ－メタノールや合成燃料の早期社会実装に向けて検討を進めてきた。同年９月にＨＩＦが新たに出資を募ることになり、社内検討を重ねて決定したという。
　出光は既存燃料油事業の供給・販売ネットワークを活用しながらｅ－メタノール事業の早期市場形成を図り、２０３５年に国内外合わせて50万㌧規模の供給体制構築を目指す。
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