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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2023年8月12日更新
出光興産営業益80・８％増　油価下落在庫評価益大幅縮小　４～6月
　出光興産が８日に発表した２０２４年３月期第１四半期（２０２３年４〜６月）決算には、原油価格（ドバイ）が前年同期の㌭１０８㌦10㌣から、77㌦80㌣に低落した影響が表れた。
　営業利益は前年同期比１８８８億円（80・８％）減の４４９億円。減益の大半は在庫影響で、評価益が１６３９億円減り47億円の損失に転じた。経常利益も１８７２億円（76・４％）減の５７８億円、親会社株主に帰属する当期純利益も１３３９億円（74・７％）減の４５４億円と大幅減益だった。
　在庫影響を除いた実質営業利益（持分法投資損益含む）は５７４億円で、２７５億円（32・４％）の減益だった。大きな要因は燃料油部門で、実質益は３９０億円減の１８４億円にとどまった。輸出のマイナスが大きく３７１億円減。ウクライナ危機で前年の製品マージンが拡大していた反動と、製油所定期修理による数量減が響いた。油価変動のタイムラグによる主燃料マージンのマイナスも１３６億円の減益をもたらした。自家燃コストは83億円改善した。
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