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2022年8月27日更新
原油急騰 ブレント100㌦超え OPECプラスの 〝減産言及〞に反応
 足元の原油価格が再び高騰している。主因はサウジアラビア・エネルギー相のOPECプラスの減産の可能性への言及とされる。原油市場はようやくウクライナ侵攻前の水準に落ち着きつつあっただけに、上昇が一時的かどうかに注目が集まる。

 指標原油のWTI先物(期近・終値)は24日、前日比㌭1㌦15㌣高の94㌦89㌣に上昇した。前日は3㌦38㌣上がっており、2日間で4㌦53㌣の急騰を示した。北海ブレントも23日に3㌦74㌣高の100㌦22㌣と3週間ぶりに100㌦に乗り、24日には101㌦20㌣と上げ進んだ。
 WTIは前週16日には86㌦53㌣、ブレントは92㌦34㌣に下げる場面があり、ロシアによるウクライナ侵攻前の値位置だったWTI90㌦前後、ブレント90〜95㌦圏に定着するかにみえた。
 ただ一方向的に増産を続けてきたOPECプラスの生産方針について「減産もあり得る」と市場が意識した影響は思いのほか大きかった。
 大手元売の販売部門担当者は「OPECプラスが生産調整で原油価格を上げ下げするのはもちろん分かっているが、ここまで敏感に市場が反応したのは意外だった」と話す。
 サウジアラビアなど主要産油国の主張はかねてから、原油市場が実際の需給を反映していないとの点にあったが、今回の発言への市場の反応は、まさに実際の需給とは離れた動きとなった。
 サウジ・エネルギー相のアブドルアジーズ氏は原油情勢に精通した知性派で、発言にはきちんとした思惑があるとの見方もある。一時の騰勢こそ一服したが、原油情勢はまだ予断を許さない。




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