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2022年8月13日更新
盆休み下げ余地限定的 ガソリン中心値161〜166円 上値1円戻す

盆商戦を前に、価格を維持するSSが多い
本紙調査 全国セルフSS小売市況

 本紙が集計した全国セルフ小売市況調査(8〜9日)によると、レギュラーガソリン全国中心値は前週比で上値が㍑1円値上がりし161〜166円だった。盆商戦を控えるなかほとんどの地域で大きな値動きはみられず、下げ余地がない底値圏を中心に全国の34%で店頭価格が上昇した。
 大手元売の標準的な仕切価格と下値161円をもとに推計したマージンは2円90銭減少し12円70銭。大幅に悪化し6週ぶりに15円を下回った。価格帯(下値)をみると155円未満は8都市で、最安値は水戸市の151円。180円以上は大分市と鹿児島市の180円となった。
 関東圏を中心にSSを展開する特約店幹部からは「7月末頃から燃油の販売量が思うような伸びをみせていない」との声が聞かれる。また洗車需要も減少傾向にあり「新型コロナの感染拡大が販売に影響しているのでは」と推測、利幅拡大へと舵を切る経営者もいる。
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