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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年8月12日更新
サウジの機関と連携　研究調査活動を強化　エネ研

調印式で寺澤達也理事長（左）とファハド・アラジラン所長
　日本エネルギー経済研究所は、サウジアラビアのシンクタンク「アブドラ国王石油研究センター」（ＫＡＰＳＡＲＣ）と研究調査活動での連携・協力を強化する。世界有数の産油国であるサウジは化石燃料の脱炭素化に関する取り組みも推進しており、カーボンニュートラル実現やエネルギー安全保障の確保に向けて関係発展を図りたい考えだ。
　５日に同研究所で寺澤達也理事長とＫＡＰＳＡＲＣのファハド・アラジラン所長が覚書の調印式を行った。今後、共同研究調査やイベントの共催、国際会議での情報発信などで協業を進める。
　同研究所は２０２０年に生産過程で発生するＣＯ₂（二酸化炭素）を回収、再利用した化石燃料由来の「ブルーアンモニア」をサウジから日本に輸送する実証試験を行うなど同国との協力関係を深めている。ＫＡＰＳＡＲＣは非営利・独立系のシンクタンクで、エネルギー経済、政策、技術、環境など幅広い研究を行っている。
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