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2022年7月14日更新
仕切り補てん2週ぶり減少 当週37円程度か
 当週(14〜20日)の燃料油価格激変緩和措置の補助金額は2週ぶりに減少し、㍑37円前後になる可能性がある。前週(7〜13日)は40円80銭だったため、元売仕切り値下げを抑制する影響は4円前後にのぼりそうだ。
 支給単価の算定方法は「直近の全国平均ガソリン小売価格」に「前週の支給単価」と「週間の原油コスト変動額」を足した価格(補てんがない場合に想定される全国平均ガソリン小売価格)から「168円」を引く。35円を上回れば超過分の半額を上乗せする。
 直近の週(5〜11日)の「原油コスト」は、経済産業省資源エネルギー庁が指標とする「日経ドバイ原油」の円建て価格で88円20銭。5月下旬以来、6週ぶりに80円台に引き下がった。直前の週(6月28日〜7月4日)からの下落幅は6円70銭にのぼる。
 仮に石油情報センターの「石油製品小売市況調査」で、11日時点の全国平均ガソリン小売価格が173円(前回調査の4日は173円60銭)なら、前週の支給単価40円80銭、原油コストの変動額マイナス6円70銭を足して207円10銭。ここから168円を引くと39円10銭で、35円の超過額4円10銭の半分を加えた37円(5銭は切り捨て)が当週の支給単価となる。ガソリン価格が172円90銭以下なら37円を下回る。


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