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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年2月15日更新
１〜12月最終2230億円　統合後の最高益更新　ＩＮＰＥＸ
　ＩＮＰＥＸが９日に発表した２０２１年12月期（２０２１年１〜12月）の連結業績は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比３３４７億４８００万円増の２２３０億４８００万円だった。原油価格の上昇が追い風となり、２００８年の国際石油開発と帝国石油の経営統合後の最高益を更新した。
　売上高は61・４％増の１兆２４４３億６９００万円。営業利益は１３７・７％増の５９０６億５７００万円、経常利益は１５５・６％増の６５７６億２７００万円だった。
　前期は原油価格の落ち込みや大幅な減損損失の計上で統合以降初めての赤字決算となっていたが、Ｖ字回復を果たしたかたちだ。
　山田大介取締役常務執行役員財務・経理本部長は同日開いた決算会見で、純利益の増加要因について「売上高の増加が一番大きい」と述べた。原油販売量は２・４％増にとどまったものの、海外の売上平均価格が㌭40㌦31㌣から68㌦43㌣に69・８％上昇。天然ガス販売量はオーストラリアのイクシスＬＮＧプロジェクトの定期修理があり０・６％減少したが、海外売上平均価格が37 ・４％上振れした。
　連結業績の概要は次の通り（カッコ内は前期実績）。
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