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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年2月7日更新
９月新電力販売105％　石油・ＬＰＧ26社1000万kW時超す
伸び率１ケタ１年４カ月ぶり

　経済産業省の「電力調査統計」によると、２０２１年９月の新電力事業者５３９者の販売電力量は１５２・７億㌔㍗時で、前年比５・０％増加した。ただ伸び率は２０２０年５月以来、１年４カ月ぶりに10％を下回った。大手電力会社を含めた販売電力量全体に占める割合は21・８％で２・６ポイント上昇。４月から６カ月続けて20％を上回っている。
　部門別にみると、特別高圧が20・８億㌔㍗時で26・２％増、販売電力量のシェアは10・８％と２・１ポイント引き上がった。高圧は71・２億㌔㍗時で４・５％増、シェアは27・５％と３・１ポイント上昇。低圧は60・７億㌔㍗時で０・３％減、シェアは24・６％と３・２ポイント上がった。
　大手電力会社と新電力会社の合計販売電力量は６９９・９億㌔㍗時で７・３％減少。４月以来、５カ月ぶりに前年を割り込んだ。このうち特別高圧は１９１・９億㌔㍗時で１・９％増加。一方、高圧は２５９・４億㌔㍗時で７・４％減、低圧は２４６・４億㌔㍗時で13・４％減だった。
　電力需要の伸び悩みについて日本エネルギー経済研究所は「２０２１年第３四半期（７〜９月）の国内概況」で、８〜９月は前年よりも気温が低かったことや生産活動の回復が足踏みしたことが影響したと分析している。
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