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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2021年5月17日更新
カーボンリサイクルなど　調査成果を報告　ＪＰＥＣフォーラム開催
　石油エネルギー技術センター（ＪＰＥＣ、木藤俊一理事長）は12日、オンライン形式で「２０２１年度ＪＰＥＣフォーラム」を開催した。
　「カーボンニュートラル、石油技術で切り拓け」をテーマにＪＰＥＣ研究員が海外の石油精製業界の情勢や高効率石油精製、カーボンリサイクル、水素などの革新的技術開発に関する調査成果を発表した。
　来賓あいさつで資源エネルギー庁資源・燃料部の下世古光可石油精製備蓄課長は、２０５０年カーボンニュートラル（温室効果ガス排出実質ゼロ）実現に向けた合成燃料の重要性に触れ「ＪＰＥＣが既存の燃料供給インフラや石油産業と親和性の高い合成燃料の研究開発をけん引する存在になっていただきたい」と述べ、活動に期待を寄せた。またエネ庁として日本の石油産業競争力強化とカーボンニュートラルに向け、精製企業のさまざまな取り組みを支援すると強調した。
　調査報告会では原油調達の現状や精製処理技術、ＣＯ₂（二酸化炭素）からの液体燃料製造、水素ステーションの規制見直しなどに関する調査事業の成果が報告された。
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