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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年9月9日更新
ＷＴＩ40㌦割れ　２ヵ月ぶりの安値
　ニューヨーク市場のＷＴＩ原油先物（期近・終値）は前週末４日、前日比㌭１㌦60㌣安の39㌦77㌣に下落した。40㌦割れは７月30日（39㌦92㌣）以来ほぼ１カ月ぶりで、同月６日（39㌦62㌣）以来２カ月ぶりの安値となった。
　北海ブレントも同日に42㌦66㌣と前日から１㌦41㌣下がり、ＷＴＩと同様７月９日（42㌦35㌣）以来１カ月ぶりの安値をつけた。
　原油市場の下落のきっかけは株安と、ドル安によるドル建て原油の割高感とみられている。両原油市場は５、６月の急回復こそ弱まったが、７、８月も緩やかな上昇傾向を維持し、８月第１週以降は毎週、回復局面での高値を更新していた。
　ＯＰＥＣプラスの協調減産が緩和し、米国の産油量も底打ちが見込まれるなか、市場では需要の回復度合いが注目されている。
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