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2020年6月29日更新
本紙集計全国セルフガソリン市況 120~125円中心上・下値2円下落 激戦区陥没、愛知で6円も
 本紙が集計した全国セルフSS店頭ガソリン市況(22〜24日)は、上値・下値ともに前週から㍑2円下落し中心値が120〜125円になった。ENEOS基準価格と実勢市況に近い下値をもとに推計したマージンは14円10銭で、前週から1円40銭減少した。

 緊急事態宣言が全面解除されて1カ月、ガソリン需要は戻りつつある。首都圏では足元の販売数量について「前年比1〜2割減」という声が多い。
 元売各社は18日以降の仕切価格を50銭引き下げたなか、セルフSS間で価格差が開いた状態が続き、競争が激しい地域を中心に値下げの動きが広まった。
 各地域の状況をみると、北海道は上値4円、下値5円下落し119〜124円。札幌市内は前週末頃に5円前後下落し、122円が大勢を占めている。
 新潟県は前週と変わらず。新潟市内は126〜127円の掲示がほとんど。前週までに128円を表示するSSが多くみられたが、一部SSが122円を維持したことで1〜2円値下がりした。
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